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マリファナの科学 [導入] [@日本]

[導入]
さて。以前マリファナについてネットで調べてみたときには、賛否両論のどちらかのベクトルがかかった2次、3次情報だらけで、「自分の判断材料として」使えるものがなかった。

これはタバコ会社も然り。彼らは「喫煙による肺がんのおそれがある」とした上で、嗜好品としてタバコを売る。「酒、麻薬と比べて依存性が低い」と医学データを見せ、コントロール可能な「嗜好品」として、安全性をアピールしている。

データは、作れる。

だから。マリファナ賛成派は、彼らに有益なデータを、反対派は彼らに有益なデータを、それぞれもって論じることができる。そう考えると、一体何をもとに判断すればいいのか?

そんな問題を解決してくれたのが、この本、「マリファナの科学」。
著者はレスリー・L・アルヴァ-セン。オックスフォード薬学部及びインペリアル・カレッジ医科大学臨床薬理学部客員教授。英国王立学会特別研究員だ。

「マリファナの科学」が判断材料として良いと思った理由は下記の通り。
マリファナを推奨も否定もしていない。完全な中立の立場から議論、データを収集。
データの徹底解説:賛成派が掲げるデータ実験の問題点、反対派が掲げるデータ実験の問題点、双方を論じている。
医薬品としての有効性と嗜好性としての有効性を別に検討している

つまり、自分でゼロから賛否を考えたい人への情報集。もちろんこの本全てを鵜呑みにするというわけではないけれど、材料としては信頼できると感じた。

というわけで、前回の問いに対する私なりの見解が次回に続く。


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