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ハリケーン カトリーヌの真面目な話 [本当にどうでもいいおはなし]

カトリーヌは太った女の子どころの話じゃなくなり、ちょっと不謹慎だと思うので、真面目な話も書こうと思います。

先進国でもそうなのか。。暴動・暴行対策として州兵が動員されているとのこと。ニュースでは略奪を企てた人たちが、銃を突きつけられ山程の獲物をぬかるみに落とし、手を挙げる姿が何度も何度も映し出される。ツナミの時の互助の姿とは大違いだ。途中で諦められ泥の中の落とされた収奪品は、一体誰のものになるのだろう。混乱に乗じて闇社会も出てくるかもしれないし、第一銃社会のアメリカでは、武装強盗も出てくるかもーと思っていたら、本当に武装集団もいるらしい。人間の欲というのはフタが無ければ、ここまで歯止めないものなのか。

数年前のインドネシアの暴動の際、民衆が店を襲って略奪を働いていた。TVでその映像を見た知人の知人は、超に超がつく程の金持ちにも関わらず、隣人に言ったそうだ。「あら、あなた店に行くならXXX取ってきて」

よく、人間の本性は極限におかれたらわかるーと言われる。日本で同じことが起きたら、日本人は暴動・暴行を繰り広げるだろうか。それはあまり想像しにくい事象である。しかし、そこから「日本人の本性が道徳的に優れている」と導き出すのは簡単過ぎる。なぜなら、私達には「恥」という枷があるけれど、彼らにはそれがないだけなのだから。そしてその枷があり、それに従うことがすなわち「道徳的か」というと、それは私達日本人の価値観であり、他の国では他の、モラルに対する尺度がある。
もちろん、盗みや暴行が許される国はない。ただ、秩序が守られる理由は国それぞれであり、「教育の度合い」で表現できるけれど、「モラルの中身」は一律ではないということだ。


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